福岡市西区|外壁塗装であいじゃくりが気になる!

福岡市西区の外壁塗装中に施主様より細部に関するご指摘をいただきました。
ご一緒に確認させていただくとサイディングのあいじゃくり部分の塗装の事でした。
「あいじゃくり」とは、サイディングボードどうしを張り合わせる際に生じる繋ぎ目部分のことをいいます。
この部分は構造上作られた隙間であり、建物にとっても大切な役割を持っています。
恐らく施主様は塗装後のあいじゃくり部分に違和感をもたれて、「見た目が気になるから塗料で埋めてきれいにしてほしい」とのご要望をいただきました。
この隙間の上に塗装するとこうなります!

あいじゃくり部分に隙間が見えますが、この隙間があることが大事なんです!
通常塗装するとこのような感じになります。
実は、隙間があって問題はございません。
というより隙間があった方がいいのです!
あいじゃくり部分は湿気や熱が抜ける場所でもありますので全部塞ぐのは問題が出てきます。
全部隙間を塞ぐと見た目はすっきりすると思いますが、隙間を開けることが必要です。
前もって隙間の必要性を知っていればそれほど気にならなかったと思いますので、次回からは塗装前には施主様にご説明するよう心がけようと思いました。
今回の経験を今後の工事に活かし、お客様満足度のさらなる向上に努めてまいります。