武雄市|外壁塗装工程で耐久年数に違い
お客様から質問される事で、外壁塗装を検討する際に数社、比較する為に最低2社は見積依頼されると思います。
見積が出そろい、比較した際に。
例えば、2社ともに同じ塗料・同じ工程の内容で、
13万の差があるとします。
普通で考えれば、同じ塗料・同じ工程だと、13万安いほうが
特と考えます。
A社 128万 ラジカルシリコン 3回塗り・付帯部2回塗り
B社 115万 ラジカルシリコン 3回塗り・付帯部2回塗り
上記の内容だけだとB社に依頼しようと思う方が多いのでは思います。
では工事内容を比較してみましょう。
御見積と一緒に使う材料のカタログをもらうと思いますが
ほとんどの方はこの裏面をしっかり見ない方が多いのではと思います。
上記カタログは日本ペントの4Fというフッ素塗料
カタログに塗り重ね乾燥時間と記載があります。
わかりやすく言うと、一回塗ると23度の気温の日は、4時間以上は最低乾燥し、逆に言うと4時間以上は次の工程はしてはいけない
という意味です。
次に希釈率とあります。上塗りは溶剤塗料なのでシンナーで
0%~10%希釈してもOKという意味です。
たとえば塗料の耐久年数が20年あるとします。
A社は1日、1工程 希釈なし
B社は、1日、1工程から2工程 希釈率15%
仮に15時に下塗り完了し、15時30~中塗りを17時までした場合、メーカーの指定の乾燥時間はクリアしてるでしょうか?
希釈率は、測りでしっかりはかり希釈したのでしょうか?
人間の目分量のこれぐらい?は正確ではありません。
又、メーカーがだしてる期待耐久年数はあくまでも、メーカーの施工方法で施工した場合の試験結果です。
15年後、もし同時にA社・B社が同じ塗料で施工した場合、どちらが奇麗でしょうか?
外壁塗装は、どこに頼もうと、お客様からしたら高額な買い物になります。
金額も大事ですが、塗料の力を最大限に発揮できるのは、施工する職人で10年後は大きく変わります。
今回は、最近、お客様から質問された内容をわかりやすく書いたつもりです。
外壁塗装を検討する時のお役に立てれば幸いです。